台風が接近する土曜日。部屋でくつろいでいると、公園に面した
窓から「みゃ～、みゃ～。」と猫の鳴き声が聞こえてきました。
気になったものの、用事があったのでそのまま外出。
数時間後、家に戻ってみると、まだ鳴き声は聞こえていました。
「ダイジョブだよね？誰か拾ってくれるよね？」
ヤキモキしながら過ぎていく時間。。。
本を読んでもテレビを見ても、気になって仕方ありません。
いよいよ雨風がひどくなってきた夕方、いてもたってもいられずに公園に行くと、
発泡スチロールの箱から這い出てきた、泥だらけの小さい塊が２つ。
レモンは声の限りに泣き叫び、ぶどうは、もうすべてを諦めたかのように、
じっとうずくまっていました。
途絶えかけている命。誰だってほおっておくことはできません。
ペット禁止だった当時のマンションにこっそり連れ帰り、
猫のことを何も知らなかった私は、泥だらけの体を
シャワーで洗い、温めた牛乳を飲ませました。
（※弱っている時のシャワーや、猫に牛乳は、
あまり良くないということを後で知りました。）
それから写真を撮って里親募集を開始。
数日後、ぜひ2匹一緒に欲しいという方からの連絡が。。。
だけど・・・、ごめんなさい。
その時にはもう、手放すことができなくなっていました。
それから、私たちと、レモンとぶどうとの日々が始まりました。
何度でも言うけれど、家の子になってくれて本当にありがとう。。。
・ ・ ・
パソコンにたまっていた大量の写真データを
外付けに移し替えていたら、出会った頃の写真が出てきました。
大人になってからブログを始めたので、
そういえば小さい時の写真をアップしてないなと思い、
出会いの記録を残すために、今日はこんな日記です。
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